【発光する服／フセイン・チャラヤンと田中敦子】
出典：http://www.thesalon.jp
出典：https://msp.c.yimg.jp
彼の経歴は前回のブログで少し触れたので省略しますが、チャラヤンと言えば、レーザー光線を使ったり動いたりする服など現代のテクノロジーを駆使した斬新な服を発表していますが、実はこのLEDの洋服を見た時、日本の田中敦子（たなかあつこ／画家）が1956年に発表した9色の塗料で塗られた約200個の電球と管球が点滅する「電気服」を思い浮かべてしまいました。
田中敦子「電気服」 出典：http://wikimedia.org
田中敦子「電気服」1957年 出典：http://atsuko-tanaka.com
コンセプトや分野は違うにせよ、長い年月を得てテクノロジーの進化とあいなってアートとファッションの垣根が取り除かれて結びついたような気がします。
ちなみに「電球服」は発表の翌年の1957年に田中敦子自身がかなりの発熱量や感電の危険性も省みず着用してパフォーマンスを行っています。
近い将来、発光する服を夜着て歩く人達を見かけるようになるのもそう遠くないような気がします。
hussein chalayan フセインチャラヤン イタリア製 アシンメトリー ファスナー ワンピース（中古） 価格 30,240円／税込
0 件のコメント:
コメントを投稿